2023年3月に工具メーカーではトップシェアを誇るマキタより、史上初のバッテリー式の持ち運べる電子レンジ(MW001GZ)が販売されました。どこにでも持ち運べる電子レンジということもあり、かなり話題になっています。
最大で500w出力となっており、車の中でのお昼や災害時に重宝されそうです。
マキタの工具や製品を使っている方々に直接ヒアリングをし、いい点と悪い点の評価をしてもらったので、購入時の参考にして下さい!!!
1.マキタで充電式電子レンジMW001GZ
マキタから発売された、充電式電子レンジのスペックをまとめていきます。
一般家庭で使っていても問題ないぐらいのスペックですね。工具だけでなく、白物家電に手を出すあたりマキタとしての新たな取り組みですね。
2.マキタ充電式電子レンジのいい点
マキタ充電式電子レンジのいい点はかなりあるので、購入するときの参考にして下さい。
2.1災害時など外で使える
バッテリーで動くので、災害時にはもちろんのことキャンプの時、そして現場でも使用することが出来ます。
災害が起こった時に、バッテリーに充電さえしてあれば暖かいご飯を食べることが出来ます。工事現場で使用すれば、わざわざコンビニで弁当を温めてもらう手間もありません。
大企業の建設会社等であれば、災害時の福利厚生として購入することもありかもしれませんね!!
2.2掃除がしやすく手入れが簡単
庫内が汚れてしまっても、庫内がフラットなテーブルになっているため簡単に拭き掃除をすることができます。そしてスポンジフィルターも簡単に取り外せるため掃除することが出来ます。
外で使う場面がかなり多くなると思いますので、簡単に手入れできるのはかなりいいですよね!!
2.3加熱時間・回数が多い
加熱時間は一番大きいバッテリーを使うことで、約35分加熱することが出来ます。また、弁当であれば11回加熱することが出来ます。1日で弁当を11回も加熱することはないと思いますので、1週間ぐらいは充電無しでも使えそうですね!!
2.4大きな弁当も入る庫内の大きさ
庫内容量が8Lの電子レンジにしては、かなり広い庫内になっていると思います。コンビニの幕の内弁当や唐揚げ弁当が余裕で入る設計になっていますので。
一般的な容量20L未満の電子レンジの大きさは、44cm✕36cm✕28cmあたりの寸法が目安となります。イメージはいつも家で使っているレンジの三分の二ぐらいだと思っておけばいいですね。
3.マキタ充電式電子レンジの悪い点
初めてマキタから充電式電子レンジが発売されたということもあり、悪い点・改善してほしい点も聞くことが出来ました。
3.1AC電源では使えない
バッテリーでしか動かない為、家庭用コンセントに差して使うことが出来ません。これだと、キャンプ用や災害用に買ったとしても普段使いは出来ません。家の中でもバッテリーを使ってレンジを動かすことは面倒ですからね。
3.2価格が高い
マキタの電子レンジは定価が11万円とかなり高いです。11万の電子レンジで温め機能しかついていません。
家庭で使う電子レンジで10万ぐらいのものだと揚げ物調理が出来たり、煮物が作れたりとかなり便利な機能が付いているものがほとんどです。
使う目的が違うので何とも言えませんが、価格の割に機能面がしょぼく見えます。
3.3別販売のバッテリーも高い
マキタの電子レンジは40vのバッテリーが必要となります。一般的な工具に使われている18Ⅴのバッテリーは使用することが出来ません。
メーカー推奨は40Ⅴのバッテリーを2個使う方法ですが、1個でも使うことは可能です。一番アンペア数の少ない40Ⅴバッテリーと充電器で、定価で4万円します。電子レンジとセットで買うと定価で20万円ぐらいかかってしましますね。
4.マキタ充電式電子レンジMW001GZの購入タイミング
マキタの充電式電子レンジの購入タイミングは今じゃないような気がしますね。今後改良されて出てくるバージョンは恐らく日常でも災害時でも使えるタイプを出してくると思われます。そうなれば購入する層はかなり多くなりますからね。
今購入する方は、かなりキャンプに行く方や川や海でバーベキューを楽しむ方、工事現場の福利厚生として買う企業、このあたりがメインになってくるのではないでしょうか!
5.まとめ
マキタの充電式電子レンジのいい点・悪い点をまとめてみました。
どこでも持ち運べて使える電子レンジなので、欲しい方は多くいると思います。ですが、一般家庭で災害用として買うには高すぎる印象です。
今後は改良されてもっといいものが出てくると思いますので、それに期待したいですね!!
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